コロナ禍…コロナ後 B2C、D2Cの考え方は今後当てはまるか?
お客様がお持ちの住宅や店舗、工場は、本来の寿命が30~40年で終わるわけではありません。今後はSGDs(持続可能な開発目標)の考え方にもあるように新しいものだけを造り続けることばかりでなく、リフォームやリノベーションを繰り返すことでお持ちの建物は資産価値や長く維持管理は可能になります。
現在進められている住宅の考え方は数値化され、保証の考え方は法律で規制されたもので住宅を維持する為の情報はメーカーや業者任せになっています。本来の住宅は日本に昔からある考え方や風土に合わせて行くことが必要でその良さが失いかけています。そこに専門業者の役割が必要になってきます。そのことを当社と協力いただきます専門業者の仲間よりいただく情報をコラムとして発信をして行きます。
◎現在の状況を整理して考えてみる
現在のビジネスの形ですが、B2B、B2C、C2Cと呼ばれる形態になっています。
わかりやすく画で表現をすると次の画像になります。
わが社も含め企業の現在の流通は、ほとんどがB2B、B2Cの関係性になっています。例えばネットを使った商品取引が多くなっている現状ではB2Cになってきています。しかしこの関係性も良く見てみると建設業のながれとほぼ同じになっています。個人のお客様から見えるのはB2Cになると思われます。さて、建設業の場合は我々下請け(専門工事業者)は元請けとの関係になっています。ですからB2Bになります。元請け(請負業者)はお客様とB2Cの関係になります。
〇以前書きましたコラムの内容を再検証する
ネットで検索、YouTube動画を見て探す時代が主流となる中で、住宅やマンション等の新築やリフォーム、リノベーションをネットで検索して業者を選ぶこともこれからお客様が出来る方法になるかと思います。先にも建設業の関係性で言えば、必要な仕事の内容を専門の業者から得られる状況となると1つの流通を外したB2Cになると思います。
改めてお客様には今の建設業の実態を知ってもらえると助かります。特に新築以外のリフォーム、リノベーションは専門業者との取引の方が、よりお客様の要望が手に出来るかもしれません。
⦿お客様へのアプローチや選ばれるには…
今新しいビジネスモデルとして「D2C」になります。
定義は「D2CとはDirect to Consumerの略で、自ら企画・製造・販売までを一貫して行うビジネスモデルです。」
当社でも自社で企画した製品や工法を持っていますが、その商品や考え方をWEBサイト、SNS、ポスティングチラシ等で発信をしてお客さんの依頼に応えて行くように考えて進めております。B2C自体もほぼ似たようになります。我々専門業者は自らの情報を発信し続けて行くことでお客様からの直受注が可能になります。昨年も当社のブログやコラムより問い合わせが来ていることから、これからも続けていきます。
まとめ
これからとのような形で変わって行くかはわかりませんが、当社の取り組みとしてSGDsは地域で関わる会社としては必要になると思います。その為には自社の仕事や住宅、建物を見直していき、維持管理が長く出来ることや住みやすくする考えも発信して行くことが必要になるかと思います。
宮下板金工業よりお客様へ
お客様がお持ちのご自宅や建物は、外皮と呼ばれる屋根や外壁、窓(サッシ)の維持管理を定期的に行うことで長く維持をさせることが出来ます。外皮を維持管理して行くことは紫外線や風雨にさらされた事で劣化するのを防ぐことや雨漏りが起きて雨水が浸入しないことを目的に考えます。
住宅や建物は自身が取得された費用の他に、その時点からライフサイクルコスト(LCC)の考え方が必要となってきます。維持管理を行う中で間取りや使い勝手を変えられる日本家屋の特徴を生かしてリノベーションを行うことは、建て直す必要がなく現在の最新の設備や考えをとり入れることも可能になります。それには住宅や建物に関わります専門業者からの情報をえることが大切になると思います。今後は出来る限り外廻りだけでなく室内側の専門業者の協力者も含めてコラムで書いて行きますのでよろしくお願いします。
宮下板金工業有限会社
代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日 毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号 0265-23-0224→不在の場合には携帯電話に転送されます。