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住宅事情 | 飯田市にある「宮下板金工業」で住宅、建物の屋根、外壁からの雨漏りや、維持するための塗装や防水のお困り事を解決

住宅事情

傷みが進んでしまう土壁、白漆喰仕上げの蔵の壁と塀の壁

お客様がお持ちの住宅や店舗、工場は、本来の寿命が30~40年で終わるわけではありません。今後はSDGs(持続可能な開発目標)の考え方にもあるように新しいものだけを造り続けることばかりでなく、リフォームやリノベーションを繰り返すことでお持ちの建物は資産価値や長く維持管理は可能になります。
現在進められている住宅の考え方は数値化され、保証の考え方は法律で規制されたもので住宅を維持する為の情報はメーカーや業者任せになっています。本来の住宅は日本に昔からある考え方や風土に合わせて行くことが必要でその良さが失いかけています。そこに専門業者の役割が必要になってきます。そのことを当社と協力いただきます専門業者の仲間よりいただく情報をコラムとして発信をして行きます。 


◎蔵造り、塀などの土壁、白漆喰の維持して行く為の知識や時期


画像2枚をご覧ください。

 

  

 いずれも土壁の白漆喰仕上げの蔵と塀になります。まだわが社の地域には多く残っています。今現在の状況で共通するのが傷みの状態が進んでいて補修が出来ず崩れていく状況になっています。ちょっとした豆知識ですが、2間×3間(約3.6m×5.4m)で新築の状態で約2~3000万になると言われます。今で言えば30~35坪の新築住宅が建つくらいの金額になります。
 現在の蔵、塀の状況から考えると修理が緊急で必要になっていることは画像からでもわかるかと思いますが、今の課題はお客様が今後維持管理をして行く状況にあるのか?費用的負担について理解が可能であるのか?周辺に修理を行う業者がいるのか?になると考えます。確かなことだが、蔵を持つお客様自体はそう多くないことや商売や地主などが持っています。しかし代々引き継がれる中で環境や周囲の状況が変わってくることで蔵の持つ意味も変わってきたと感じます。
 

〇活用が出来なくなり役目が終わってしまった蔵はどうするか


この先はどう考えるのか?建物の状態によっては残すことより壊すことも選択肢に入れる必要があると考えます。実際、修復する費用や施工を行う技術者が育ってきていないことが今の状況になってきています。
蔵の構造は木造となっていますが、大きな特徴は壁厚になっています。壁厚は地域によって多少の違いはあると考えますが約30cm以上あります。下地は丸竹、シュロ縄を使い、木舞(縦横に組む)を組んで、そこに練った土を複数回に分けて土壁を作っていきます。最終的な仕上げは白漆喰で仕上げて行きます。主な仕事の中心は左官業者になります。工期は下地から仕上げになるまでには1年以上かかるかとされていますが、蔵にはその家の特徴や観音開きなどの特殊技法や考えがあることから、現在残して行くことが難しくなっている模様です。


これだけ掛かる蔵にはその家の大事なものを火災や湿気等の保管するものを守る目的になっています。近年ではその蔵の使用目的を転用しながら維持する考えもあります。我が社の地域外の上伊那地域では風雨から蔵を守るための囲いを行っていることも確認できています。いずれも大切にする考えからだと思われます。


⦿表面の状態を維持して行くには屋根、雨漏りをさせないこと


   

 さて、蔵に限らず雨漏りが起きている建物の共通することは外部や内部が大きく傷み始めていることが見られます。特に昔からの建物に共通していることは無理な増築を繰り返していることで、雨水の経路が悪くなる事での雨漏りが多くなっていると思います。やはり外部に当たる屋根や外壁を直すことは維持管理をして行く上で最優先になると思います。室内の使い勝手を変えることも生活していく上では大事ですが、外廻りの傷みを直しておかないと傷みが柱や梁、垂木まで進行した場合にはより費用が掛かるようになると考えます。

 これから外部からの暑さや寒さを軽減させる工法も考えることや重さの軽減が建物にとって必要になると考えてみることが重要になると思います。

まとめ
 現在わが社では新築よりも既築の住宅をリフォームやリノベーションをお客様に勧めると共に、この先人の手が加わり、維持管理がされていく住宅を残すように考え、お客様へ伝えて行くようにしたいと考えています。住む方の快適さも大事になりますが、過度な設備に頼らない家づくりや生活感も考え直すことも必要になると思います。

宮下板金工業よりお客様へ
お客様がお持ちのご自宅や建物は、外皮と呼ばれる屋根や外壁、窓(サッシ)の維持管理を定期的に行うことで長く維持をさせることが出来ます。外皮を維持管理して行くことは紫外線や風雨にさらされた事で劣化するのを防ぐことや雨漏りが起きて雨水が浸入しないことを目的に考えます。
住宅や建物は自身が取得された費用の他に、その時点からライフサイクルコスト(LCC)の考え方が必要となってきます。維持管理を行う中で間取りや使い勝手を変えられる日本家屋の特徴を生かしてリノベーションを行うことは、建て直す必要がなく現在の最新の設備や考えをとり入れることも可能になります。それには住宅や建物に関わります専門業者からの情報をえることが大切になると思います。今後は出来る限り外廻りだけでなく室内側の専門業者の協力者も含めてコラムで書いて行きますのでよろしくお願いします。


宮下板金工業有限会社
代表取締役 宮下 隆行
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