0265-23-0224

屋根について | 飯田市にある「宮下板金工業」で住宅、建物の屋根、外壁からの雨漏りや、維持するための塗装や防水のお困り事を解決

0265-23-0224

お問い合わせ

屋根について

太陽光発電が設置されている状況を見て(屋根設置の場合)

お客様がお持ちの住宅や店舗、工場は、本来の寿命が30~40年で終わるわけではありません。今後はSDZs(持続可能な開発目標)の考え方にもあるように新しいものだけを造り続けることばかりでなく、リフォームやリノベーションを繰り返すことでお持ちの建物は資産価値や長く維持管理は可能になります。
現在進められている住宅の考え方は数値化され、保証の考え方は法律で規制されたもので住宅を維持する為の情報はメーカーや業者任せになっています。本来の住宅は日本に昔からある考え方や風土に合わせて行くことが必要でその良さが失いかけています。そこに専門業者の役割が必要になってきます。そのことを当社と協力いただきます専門業者の仲間よりいただく情報をコラムとして発信をして行きます。 


◎屋根に設置される場合には既存の屋根の表面の状態を確認してください


まずはこちらの画像をご覧ください。

太陽光発電のパネルが設置された屋根になります。我が社があります地域でも太陽光発電が普及し始めて約10年が経過してきます。今現在のパネルやメンテナンスに関することを考えてみたいと思います。
次の画像をご覧ください。

  

画像が示すのは屋根面の錆びになります。太陽光パネルの隅から流れ下りた様になっています。折版屋根自体の塗膜の状態もすでに再塗装が必要な状態になっているのも現状ですが、それ以上に太陽光パネルから流れ落ちた雨水が原因で屋根面に錆が発生したことは問題になると考えます。最初の画像は一部を写したものになりますが、同じような状態が次の画像になり他の部分も同様になっています。
 さて、錆の原因となっていることについて仮説を立てて考えてみたいと思います。最近の建物は多くの金属が取り合っている状況になっています。主立っているのがガルバリウム鋼板、アルミ、ステンレスになります。異種の金属が触れるような状況になると起きる現象として電食があります。太陽光パネルも異種の金属で出来上がっていますが、雨水に触れることでイオン化が進んでこのような状況になるかと言えば、現状非常に難しいと考えます。逆に一点のみが錆びるような事にならないと考えました。しかし、今の製品の防水状態がこの先も保てた場合には問題は起きないと思いますが、さらに経過は観察する必要があると思います。
 次に考えるのが“酸性雨”になります。近年、周辺に酸性雨が降っていることは知られています。太陽光パネルの水下に当たる部分に流れ落ちたところに雨水は溜まり流れ落ちますが、雨が止み流れ落ちない雨水は乾き乾燥し、塩分の成分が固形として残ります。その固形成分がまた雨により流れて落ちます。その繰り返しが錆びの原因になると考えます。

酸性雨について 
国土交通省 気象庁サイトより引用
 酸性雨に関する基礎的な知識


〇屋根の形状、勾配、道路面接触(歩道、駐車場)を考える



 次は太陽光パネルを設置する際に考えるべきことについてみたいと思います。太陽光パネルは形状が四角になることから屋根の形状には気を遣います。また屋根の勾配も同様になります。基本的に良いとされるのが東と南になります。
 さて、設置場所が道路面に接する場合に気を遣いことは積雪になってきます。積雪地域に限る考えになりますが、屋根面に降雪があった場合には融けて滑り落ちる可能性が考えられます。通常屋根材には形状の段差や素材表面の凹凸があり、滑りににくくはなっています。しかし太陽光パネルはガラス面で出来ていることからより滑りやすくなっています。

  

滑りやすくする事はパネル表面に雪が残らないようにためのもので、パネルの発電に影響が出るわけです。
 しかし、設置は降雪が起きることや滑り落ちることも考慮する必要があります。特に雪止めの役割が必要になります。屋根材(瓦、鋼板、化粧スレート、ほか)にはそれぞれに雪止めがありますが、意匠優先なものや機能優先とありますが、取り付け方を検討しておかないと事故が起きることがあります。現在、軒の出のない家があります。そのような家で道路面に面していた場合には落雪する状況を考えると雪止めにはより機能を持たせるものを検討することが必要になります。


⦿長く維持していく為に今後必要になることと現在出ている情報



 今後必要になるのは、パネル表面の汚れのメンテナンスと変換器(直流から交流)になろうかと思います。ガラス表面は手で触ってみると汚れがついています。パネルにある程度勾配があれば流れ落ちますが、勾配が少ない設置のパネルの場合には汚れが残る可能性が考えられます。WEB検索してみると現在の傾向が出ていますので見てもらえると良いと思います。

  資料引用先:オムロン ソーシアルソリューションズ(株) 様

 変換器(パワーコンディショナー)については家電と同様で一定に期間を過ぎると壊れてしまう事も想定されます。この機器は発電量によって付いています数も変わります。定期的に点検してもらうと同時に、機種変の情報も入れておくことが必要になります。パネル以上に費用的なリスクが高いかもしれません。

  

まとめ
 太陽光発電も設置が本格化してから年数が経ちました。屋根面では想定が出来ていないことも起きている可能性があると考えます。しかし、本来設置をする前に必要な手続きを行う必要があると思われます。特に設置したことによる雨漏りや結露は起きてしまえば建物に大きな影響が出てしまいます。設置をされているお客様には確認をお願いしたいと思います。
 今回は点検の様子を写しました動画を貼り付けておきますので確認をお願いします。

「折版屋根の状態を確認するとわかること。どこを確認することが必要なのか?太陽光パネルの状態と折版屋根の表面に起きたさびの状態を確認する」


宮下板金工業よりお客様へ
お客様がお持ちのご自宅や建物は、外皮と呼ばれる屋根や外壁、窓(サッシ)の維持管理を定期的に行うことで長く維持をさせることが出来ます。外皮を維持管理して行くことは紫外線や風雨にさらされた事で劣化するのを防ぐことや雨漏りが起きて雨水が浸入しないことを目的に考えます。
住宅や建物は自身が取得された費用の他に、その時点からライフサイクルコスト(LCC)の考え方が必要となってきます。維持管理を行う中で間取りや使い勝手を変えられる日本家屋の特徴を生かしてリノベーションを行うことは、建て直す必要がなく現在の最新の設備や考えをとり入れることも可能になります。それには住宅や建物に関わります専門業者からの情報をえることが大切になると思います。今後は出来る限り外廻りだけでなく室内側の専門業者の協力者も含めてコラムで書いて行きますのでよろしくお願いします。

宮下板金工業有限会社
代表取締役 宮下 隆行
住所 〒395-0821 長野県飯田市松尾新井5688-1
営業時間 午前8時~午後5時
定休日 毎週土・日曜日、正月、GW、お盆
電話番号 0265-23-0224→不在の場合には携帯電話に転送されます。

      

 

Copyright © 宮下板金工業有限会社 All rights reserved.