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屋根について | 飯田市にある「宮下板金工業」で住宅、建物の屋根、外壁からの雨漏りや、維持するための塗装や防水のお困り事を解決

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屋根について

お客様からの依頼で瓦屋根から鋼板屋根に葺き替えます

お客様がお持ちの住宅や店舗、工場は、本来の寿命が30~40年で終わるわけではありません。今後はSDGs(持続可能な開発目標)の考え方にもあるように新しいものだけを造り続けることばかりでなく、リフォームやリノベーションを繰り返すことでお持ちの建物は資産価値や長く維持管理は可能になります。
現在進められている住宅の考え方は数値化され、保証の考え方は法律で規制されたもので住宅を維持する為の情報はメーカーや業者任せになっています。本来の住宅は日本に昔からある考え方や風土に合わせて行くことが必要でその良さが失いかけています。そこに専門業者の役割が必要になってきます。そのことを当社と協力いただきます専門業者の仲間よりいただく情報をコラムとして発信をして行きます。 


◎瓦屋根の重さを知ることから始める


今回、お客様からの依頼により瓦屋根の改修工事を行いました。お客様からは現在の瓦屋根を下ろして軽量化をさせたいとの明確な目的を言われました。現在の住宅は築40年近く経っていまして、既に外部や1階の屋根、室内はリフォームやリノベーションがされていました。ただし、構造の補強や耐震については費用面からされていない状態でした。そのこともあり、最後に残った瓦屋根を下ろす事になりました。
画像3枚をご覧ください。施工前の状態を写したものになりますが、一部には解説の為に名称等を入れておきます。さて、今回の瓦屋根の重量がどのくらいあるのかを文献を基に計算し算出してみました。計算式は下記のとおりです。

  

瓦屋根 77㎡×42kg/㎡=3,234kg→瓦屋根 16枚/㎡(画像で示した部分)
役瓦(大棟)5.6m×99.6kg=557.76kg(画像で示した場所)
役瓦(隅棟)21.6m×37kg=799.2kg(画像で示した場所)
こちらの瓦屋根の総重量は4590.96kg(約4.6t)

1㎡の重量についてはWEB上瓦メーカー等で公表はされていますが、役瓦の算出が難しいのは現状ですが、ある程度施工上のことを確認した上で今回は算出していますのである程度近い数字にはなっています。


〇鋼板屋根に葺き替える。葺き替えることで追加すること


さて、瓦屋根の重量を算出しましたが、皆さんはどう思われます?
瓦屋根が重いという事は案外知られていますが、数値がされるとよりわかると思います。さらに言えば軽トラ(車体重量700kg)でしたら約6.5台が屋根上に載っている状態になりました。
今回、瓦屋根をすべて下ろしたところで、野地板の状態が悪かったために針葉樹合板で下地補強を行い、防水紙(アスファルトルーフィング940)を引いた上で鋼板屋根の横葺を葺き、雨仕舞まで行いました。下記が計算式になります。

鋼板屋根 77㎡×5kg=385kg+約29kg(板金役物)
屋根下地(針葉樹合板12mm)47枚×12kg/枚=564kg
防水紙77.4kg(4.3本)
鋼板屋根の総重量は1,060kg(約1.1t)
改修工事で屋根重量がどの程度軽量化できたかは
4,591kg-1,060kg=3,531kgになります。

  

  

⦿築年数が経過した木造屋根の瓦屋根は…


考え方ですが、屋根の重さを軽くする事は建物(構造や壁、サッシ、建具)への影響が軽減されます。構造の考え方も40年前と現在では大きく変わってきています。大きな地震があった際には建築基準法が改正されて、より耐震に必要な構造(壁量、筋交い、金物、地盤)等の考え方が変わってきています。現在は耐震等級3が良いとされています。しかし、今できることはしてもらいたいと思います。
あくまでも今回紹介したことは一例になります。現在取り組んでいます案件も瓦の重量は相当なものになっています。
 改修工事にあたり追加をした仕様として換気棟を取り付けております。小屋裏内の空気の移動(熱気、湿気)をさせるように考えて設けました。

まとめ
我が社の地域も含めて瓦屋根の住宅は多くあります。耐震化については自分の地域を知ること、築年数、地盤など…多くの情報を集めて判断することも大切だと考えます。今は数値化されたもので判断はされています。ただし、維持をして行く為に必要な知識や考え方には、まずは自宅の状態を知るべきだと考えます。その一つが屋根の重さを知ることでしょう。

宮下板金工業よりお客様へ
お客様がお持ちのご自宅や建物は、外皮と呼ばれる屋根や外壁、窓(サッシ)の維持管理を定期的に行うことで長く維持をさせることが出来ます。外皮を維持管理して行くことは紫外線や風雨にさらされた事で劣化するのを防ぐことや雨漏りが起きて雨水が浸入しないことを目的に考えます。
住宅や建物は自身が取得された費用の他に、その時点からライフサイクルコスト(LCC)の考え方が必要となってきます。維持管理を行う中で間取りや使い勝手を変えられる日本家屋の特徴を生かしてリノベーションを行うことは、建て直す必要がなく現在の最新の設備や考えをとり入れることも可能になります。それには住宅や建物に関わります専門業者からの情報をえることが大切になると思います。今後は出来る限り外廻りだけでなく室内側の専門業者の協力者も含めてコラムで書いて行きますのでよろしくお願いします。


宮下板金工業有限会社
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